2007-03-24
資金繰り=お金のやりくり [ ブログ ]
資金繰りという言葉を耳にすることがあるでしょう。
「最近、銀行がお金を貸してくれなくなったので資金繰りに困っているんだ。」
資金繰りとは、お金のやりくりのことです。
資金繰りを理解するために、家計のお金のやりくりで考えてみましょう。
主婦が家計簿を見ながら、「今月は出費が多くて赤字ね。子どもの教育費だってどこから出せばいいのよ。ダンナの給料はいつまでたっても上がらないし。いっそのこと消費者金融から借金でもしちゃおうかしら。」なんていうセリフはドラマだけの話ではありません。現実でもよく見られる光景です。
家計簿を見ながら、今月赤字の場合は、赤字を埋めるために銀行から預金を下ろしたり、消費者金融から借金をしたり、買い物をクレジットで支払うなど、いろいろな手段を講じることでしょう。
これが、家計の資金繰りになります。
資金繰りなんていうとたいそうな言葉に聞こえますが、なんてことはありません。
誰もが日常の中でお金のやりくりをしているはずです。
「給料がいくら入るから、今月はコレを買おう。」「今月は出費がかさんでるから食費を削ろう。」
持っているお金の範囲内でいろいろやりくりできればいいですが、それができなくなるとお金を借りてくる、つまり借金するしかなくなってしまうこともあります。借金=借入ということですね。
これこそが資金繰りなのです。
一般の個人の家庭では「資金繰り」なんて言わず、「やりくり」という呼び方が一般的でしょう。
そうです、「資金繰り」とは事業においてよく使われる言葉です。資金繰り
2007-03-23
掛けのしくみ [ ブログ ]
営業開始当初は現金で仕入れなければなりませんでしたが、取引実績を積み重ねていくとツケで仕入れることが可能になります。このツケのことを「掛け」といいます。
売り掛けといえば、ツケで売ることをいい、逆にツケで買うことを買い掛けといいます。
この掛けで仕入れる場合には、いつまでの分をいつまでに支払えばよいのかが問題となります。
「○日締めの○日払い」と聞いたことがありませんか?それはこのことを指しているのです。
「月末締めの翌日25日払い」といったように取引先に応じて様々なパターンがあります。
この締めと支払期日は決まった方法があるわけではなく、あらかじめ取引先を決めておきます。
ここで気がつくかもしれませんが、締めと支払いの間隔が長ければ長いほど、支払う側は資金にゆとりが生まれます。それはつまり、資金繰りが楽になるということです。
逆もいえるので注意が必要です。
締めと支払いの間隔が長いとなかなか資金が入ってこないことになり、資金繰りは苦しくなっていきます。
たとえば、現金で仕入れていたときは、その場で現金がなくなってしまいますが、翌日末払いであれば、丸々一ヶ月支払いが先送りできるわけですから、資金に余裕が生まれるということです。資金繰り
2007-03-23
財務収支 [ ブログ ]
財務収支についてみていきましょう。
財務収支とは、財務活動による資金の流れのことを言います。
固定収支で見たように、固定資産を購入する場合、購入資金が手元にあり、借金することなく現金払いで購入することができればよいのですが、なかなかそうはいきませんよね。
そこでどうするのかとういうと、借入金をすることになります。
お金を借りるということは資金が入ってくるわけですから、資金の流入ですが、貸したほうも商売で貸していますので利息をつけて返済しなければなりません。
借入金の返済と利息の支払いが資金の流出となります。
借入金だけでなく、社債を発行する場合も同じことが言えます。
社債を発行したときはお金が入ってきますから資金の流入ですが、社債の償還期日が来ると社債券面額を購入者に返還しなければならないので資金の流出となるのです。
つまり、財務収支とは借入金などの資金調達とそれに伴う返済が中心であるということがいえます。
資金繰り
2007-03-22
固定収支 [ ブログ ]
経常収支の次は固定収支についてみてみましょう。
固定収支とは、決算や設備投資による資金の流れのことで、利益から支払われる税金や配当金などに関するものと、設備投資などによる固定資産に関する収支のことです。
個人で事業を行っていても所得税や事業所税などの税金がかかります。
税金は納めなければならない義務ですが、事業を営んでいるからこそ発生する費用ですから、これも資金の流出です。また、法人の場合には、役員のボーナスや株主に対する配当金を出すことになりますが、これも資金の流出です。
また、順調に営業活動が伸びていき、新しい店舗を出店したり、今よりも大きな店舗をつくったりする必要が出てくるでしょう。これも不動産や設備(=固定資産)の購入ですから、資金の流出ですね。
このように見てみると、固定収支は営業収支のように頻繁に発生するものではないことに気づきませんか?
そしてほとんどが資金の流出で、資金の流入は固定資産の売却のときぐらいしかありません。
つまり、固定収支は頻度が低いということがわかるでしょう。
資金繰り
2007-03-21
経常収支 [ ブログ ]
資金の流れはいくつもあり、売る、買うといった営業活動だけではありません。
資金の流れには、通常の営業活動以外にも、決算や設備投資、財務活動による資金の流れがあります。
まず、資金の流れの基本である営業活動による資金の流れ、つまり、経常収支を考えてみましょう。
たとえばあなたがお店を始めたとします。
お店はなんのお店でもかまいませんが、仮にスーパーを始めたとしましょう。
あなたがスーパーを始めたとしても、営業を始めたばかりでは信用がありません。信用というのは人柄ではなく、お金に関する信用のことです。
卸業者から仕入れるにしても信用がないために現金で仕入れなければなりません。
したがって現金で購入するわけですが、これが「資金の流出」ということになりますね。
この仕入れた商品をお客様に購入してもらったら現金による売上です。
これが「資金の流入」ということになります。
売れたらもちろん商品を補充しなければなりません。
補充するには、再び卸業者から現金で仕入れていきます。
この仕入れと売上の繰り返しが営業活動ということになり、資金が出たり入ったりしていくことで資金の流れができていくことがわかると思います。
また、商売をしていくには様々な用途の資金が必要になります。
店舗を借りているのであれば賃料を払い、従業員を雇っているのであれば給料が必要です。
これらも現金の流出ですから、様々な費用で現金が流出していくことがわかります。
資金繰り
2007-03-20
資金繰りが必要な理由 [ ブログ ]
資金繰りは事業を継続させるためには絶対に必要なことです。
「勘定あって銭足らず」「黒字倒産」こんな言葉を聞いたことがあると思います。
「勘定あって銭足らず」とは、計算はあっているのに手元の現金が足りない状態を指します。つまり、損益計算書上では利益が出ているのに、実際には手元に現金がない状態ですね。
「黒字倒産」とは、損益計算書上では利益が出ているにもかかわらず、倒産してしまうことです。
このような現象は、損益計算書を作成するルールによって起こります。
このルールにしたがって損益計算書を作成すると、費用や収益を認識した時期と実際に現金を受け取ったりする時期の時間のずれが生じてきます。
費用を認識する基準は発生主義といいます。
発生主義は、費用が発生したときに計上する方法のことです。
収益を認識する基準は実現主義といいます。
実現主義は、実際に現金(もしくは現金と同等のもの)を受け取ったときに収益を計上する方法のことです。
なぜ時間のずれが生じるのでしょうか。
それは、売掛金や買掛金などの信用取引が大きな原因となっています。
そのため、入金より先に支払いが大きくなると、利益は出ているのに倒産してしまう「黒字倒産」ということ現象が起こってくるのです。
資金繰りはこのような事態を避けるため必要になってくるのです。資金繰りを行うことで資金状況を把握し、会社が倒産しないための資金管理をしなければならないからです。資金繰り
2007-03-18
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